ペダル:SHIMANO PD-A600のメンテ
FELT F65Xに取り付けてたペダル、SHIMANO PD-A600 (ULTEGRAグレード)。片面のSPDペダルです。購入時に両面のPD-M540/M520と迷ったのですが、軽いという理由でA600を選択。まぁ見た目もロードバイクならPD-A600でしょう。PD-MシリーズはMTB向けなので、ちょっとデザインが・・・。ロードバイクならSPD-L対応という選択肢もあるのですが、ツーリング先で歩くことも多いので私はSPD派です。というか歩く靴は、大抵SPD対応で、SPD-L対応だと、長距離や長時間歩くのは無理なので(^^;)
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このペダル、片面SPDなので足元を見ずにロックするには、いつもペダルが正しい位置にあることが、とても重要。靴を載せない状態で、必ずペダルは(90度ではありませんが)垂直になります。そのため、つま先でペダルをすくい上げる、倒すようにしてペダルを水平にしてから靴底を載せ、ロックします。
しかし今年後半、左右でペダルが静止する位置が異なることがあり、ロックできん?と思ったら裏面になってた!なんてことが、度々ありました。この原因は至って簡単、単にペダルが渋くなってきてるから。漕ぐ分には、抵抗を感じないものの、ロックする時にいつもの位置に無いというのが問題なわけです。
そんなわけでPD-A600のメンテ。
軸を抜くには、ロックナットを回すだけ。17mmのスパナが必要です。注意点としては、右ペダルは逆ネジ、左ペダルは正ネジになってますのでご注意を。
ペダルを持ち、スパナを回します。クルっと回ると2-3回転くらいは軽く回りますが、再び渋くなります。ですが、そのまま回し続けると軸が外れます。
軸にはたっぷりグリスが塗られ、特に中は汚れてませんでした。ただグリスが重い(粘度が高い)のが原因?
軸のベアリング部分を分解するには、軸先端にあるダブルナット(7mm/10mm)を外す必要があります。カッチリ留まってるので、8mmのアーレンキー(六角レンチ)で軸を固定し、ボックスレンチで7mmと10mmのナットを外します。このとき、中のボールがこぼれる恐れがあるので、下にタオルなどを敷いて、ボールが転がっていかないよう対策必須です。
ボールは片面12個、両面合わせて24個。かなり小さい玉なので無くしてしまうと代替品探すのが大変かも。
バラしたものをブレーキクリーナーで洗浄。軸に刺さってる黒いゴムが砂塵防止のパッキンになってますので、この付近の汚れを念入りに落とします。
クリーニングが終わったら組立てです。手順を間違うと、いつまでたっても組みあがらないのでイライラします。特に24個のボールの組み付け方法が肝になります。
まずは外装となる筒にグリスをたっぷり塗り、片面にのみ12個のボールを取り付けます。あまり粘度が低いグリスだとボールを保持できずポロポロ落ちてしまうので、ある程度粘度があるグリスを使うのが良いかと。
続いて10mmのナットを乗せてボールを固定します。
軸を垂直にして持ち、ボールを入れた面を下にして軸に通し10mmナットを手で回します。仮止め程度でOK。続いて上側の部分にグリスを塗り、残りの12個のボールを入れていきます。このとき、外装の筒が浮き上がらないよう、常に垂直を保つことが大事です。
ボールを全部入れたら軸を垂直にしたまま10mmナットを止まるまで締め込みます。止まってしまえば、ボールは落ちてきません。続いて7mmのナットを止めて完成。ハブの玉受け調整と同じ要領で、7mmナットと10mmナットの位置を微調整します。固すぎず、緩すぎず、軽く回る位置を探ります。
組みあがったら全体にグリスをたっぷり塗って、あとはペダル本体に戻すだけです。私が使ってるグリスは農作業機用の汎用グリスです。耐久性抜群、粘度も丁度よく、自転車専用をわざわざ買う必要性を感じず。
左右のペダルのメンテ完了。クルクル回して快調!ちゃんと両方とも同じ位置で止まるようになりました。
分解し、ボールまで外してしまうと、かなり作業難度が上がるので、こういった作業に不慣れな人は分解しない方がいいかも。ペダルの回転を軽くするにはグリスを拭きとって、新たにグリスを塗り、7mm/10mmナットの微調整だけでも効果あります。(と分かってても、分解せずにいられない、この性格どうにかしたい(笑))
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